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インタビュー03 佐藤 茜 さん

インタビュー03 佐藤 茜 さん

03

佐藤 茜さん

地域の人の中に、自然と私がいる

移住PR動画「feel happiness 南三陸」では、漁港でお母さんたちと家族のように笑い合ったり、町の若者たちとアルティメットで汗を流したりする姿が印象的でした。特に、アルティメットというそれまで南三陸で誰も知らなかったスポーツを広めて、東北で初めてビーチアルティメット大会を開催するまでになったというのは驚きです。

司会:どうしてこんなことができたんでしょうか。

茜:とにかく、周りが助けてくれたというのが一番ですね。そもそも、移住してきた当初は、同年代の友達も全くいなかったんです。せっかくこの町の力になりたいと思って移住してきたのに、家と職場の往復ばかりで、何やってるんだろうって思った時期もありました。それがある時、移住・定住支援センター主催の交流会に参加したら、気仙沼のゲストハウスで働いてる子に出会って、私がアルティメットをしていたことを話したんです。すると、たまたまその子の同僚も大学時代アルティメットをやっていたことがわかって、「アルテやろうよ!」となって。同じゲストハウスに出入りしてた、スポーツでまちづくりをしたいという思いをもってる子とも繋がって、それで南三陸と気仙沼でアルティメットをやり始めました。この二人との出会いは大きかったですね。

司会:なるほど、その3人で言い始めたのが、どのくらいのグループになったんですか?

茜:毎回来ているコアなメンバーが6人くらいで、多いときで20人くらいですかね。

司会:すごい!一気に輪が広がりましたね。

司会:ビーチアルティメットの大会をやろうとなったのはどういう経緯なんですか?

ビーチアルティメット

茜:東北でアルティメットやってる友達と話していて、東北にビーチアルティメットの大会ってないんだよねー、という話になって。これだけきれいな海があるのにもったいないな、なんて思っていたら、先程の一緒にやりはじめた友人が、「今年ビーチ復活するよ!」って教えてくれたんです。私が「こういう大会できるかな?」って言ったら「いいんじゃない?」ってすごい軽い感じで(笑)。彼が南三陸の観光協会で働いていたので、ビーチの使用許可とか、役場との折衝とかはすべて担当してくれました。

司会:頼もしいですね!

茜:はい。私はアルティメットの協会に所属していたり、U20のマネージャーもした経験があったので、大会運営には自信があったんですが、誰に何を相談していいか全くわからなかったので、本当に助かりました。なにしろ、この話が持ち上がった時点でまだ移住して3ヶ月くらいだったので。

司会:3ヶ月で!すごい展開ですね!

浜辺

茜:他にも、大会旗がほしいな、って言ったら、アルテ仲間の一人が、大漁旗風にデザインをしてくれたり、誰か会場でホタテ焼いてくれないかな、って言ったら、地元の漁師さんにかけあってくれたり。漁師さんも「若い人がそういうことやるなら応援する!」って快く引き受けてくれました。

司会:アルティメットの大会でホタテですか?

茜:はい。大会の規模であれば関東の大会にはかなわないので、参加してくれた方々に「今の被災地を知ってもらう」というのと、「美味しい」大会にするというのは、私のなかでテーマにしていました。被災地と聞くと震災当時のニュースのイメージがやっぱり強いと思うんですけど、そうじゃない姿、こんなに海がきれいなんだ!とか、こんなに美味しいものがあるんだ!というのを知ってもらいたいと思って。それは狙い通りで、参加者もみんなホタテの美味しさには感動していて、あらためてこの町のポテンシャルを感じましたね。

司会:この大会を開催したことは、茜さんにとってどんなターニングポイントになりましたか?

茜:大会を開催したことで、「茜=アルティメットやってる子」みたいな看板ができたような気がしましたね。小さい町なので、こういうちょっと珍しいことやるとすぐ広まるんですよ。初めてあった農家さんでも、「あのアルティメットの子?」って知っててくれたりとか(笑)自分がこの町で輪を広げていくいいきっかけになったと思います。
あと、第一回目で140名の人を集めたことで、自分でもこの町に貢献できるんだ、という気持ちになって、すごく嬉しかったですね。

司会:140名はすごいですね!

140人

茜:回を重ねるごとに増えていって、3回目の昨年は200名近い参加者となりました。2年目からは、大会だけ参加して帰ってしまうのではなくて、もっと町に滞在して楽しんでほしいという思いから、前夜祭もはじめました。開催が9月で、ちょうど町内の宿泊施設や民宿も空き始める時期なので喜ばれましたね。今度は冬にやってよ!って言われたけど、真冬はディスクがあたると痛いからムリです!って(笑)。今後は、もっと参加者が町を回遊できたりとか、町の人と関われる仕掛けを模索中です。やっぱり南三陸は「人」だと思うし、私がこの町を好きな一番の理由なので。

司会:すごい!そうやって、この町を好きになる人が増えていくといいですね!

司会:昨年ご結婚されて、暮らしや地域との関係性に変化はありましたか?

茜:結婚後、夫の両親と同居を始めたのが大きな変化ですね。それまでは町内のアパートに暮らしていたので、南三陸に住んでいても、関東で暮らしていたころの私の生活を持ち込んでいただけ、というか。それが今はすっかり南三陸の暮らしをしているな、と感じます。

司会:南三陸の暮らしというと?

茜:四季を強く感じるようになりましたね。例えば、春になったら山菜をとって、梅の時期には梅をとって、梅干しを作って・・・という。一人暮らしのときも、地元の人からおすそ分けをもらうことはあったんですけど、やっぱり夫の実家だとおすそわけのレベルも違うんですよ。わかめの時期にはわかめがどーん!開口があればウニがどーん!鮭があがればいくらがどーん!みたいな(笑)それをお義母さんが地元のやり方でいろいろ料理してくれるのが美味しいんです。私もいくらの醤油漬けの作り方を教わったりしました。あとはじいちゃんが畑をやってるので、基本はじいちゃんの作った野菜を食べて。その季節にその季節のものを食べてるのが幸せだなーって感じますね。

司会:本当に幸せそう!

茜:あとは、地域の人の集まりにも参加するようになりました。私が住んでいる行政区では、年に一回女性だけの旅行があるんですが、先日その旅行にデビューしてきました。旅行と言っても隣町の寿司屋にいってご飯食べるだけなんですけど(笑)

司会:こう言うと失礼ですが、行政区の女性の会って若い人いるんですか?

茜:私も最初不安だったんですけど(笑)その時は私が最年少でしたが、案外20代から50代まで様々でしたよ。その会は、各家で新しいお嫁さんが来ると世代交代らしくて、お嫁さんがこない家は60歳が定年って決まってるらしいんです。だからお義母さん世代の人とか、30代のママさんとかとも知り合えて楽しかったです!同じ地区なので、今後困ったときに頼ったり、気軽に喋りに行けそうです。

司会:どんどんつながりが増えていきますね!茜さんが南三陸の暮らしを楽しんでいる様子が存分に感じられました!ありがとうございました!

Profile

佐藤茜(旧姓:宮岡)

1994年6月27日生まれ。恵泉女学園中学・高等学校のボランティアで初めて南三陸を訪れたことをきっかけに、南三陸に頻繁に通うようになり、東京農業大学卒業後、2017年に移住。同年より南三陸農業協同組合(現:新みやぎ農業協同組合)勤務。大学時代よりやっていたスポーツ「アルティメット」を南三陸に広め、東北では初となるビーチアルティメット大会も開催。2019年には地元男性と結婚。


 

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